K-391(Kenneth Osberg Nilsen、1994年11月2日 - )は、ノルウェーの音楽プロデューサーである。
来歴[]
音楽に関心を持ったのは5歳の頃である。ラジオでダンスの曲に触れ、ギターとピアノが入っているが他の曲とは何か違う所を好きになり、毎日ラジオを聴いて似たジャンルの曲を探した。
数年後にピアノのレッスンに通い始めたが、1年後には飽きて辞めた。主にテクノ、トランスを聴いていたが、何年も掛けて段々とエレクトロニック・ダンス・ミュージックを好む様になる。
14歳の頃、自分でテクノ、トランス系の曲を作りたいと思い、何か方法は無いかと探していた所DAWのFL Studioを見付ける。
翌2009年3月に「Keosni」としてYouTubeで活動を始め、「KON-391」に改名する。「KON」は彼の本名である「Kenneth Osberg Nilsen」の頭字語であり、「391」はそれぞれの数字をアルファベット順で変換したCIAを意味する。その後「KON-391」を縮めて「K-391」となった。高校に入ってヒップホップとフリースタイルが好きになり、作曲でプロの道を目指す。フィードバックは無かったが、1年間辞めずに活動を続けた。
2010年8月、Newgroundsに参加する。
2012年2月にYouTubeに投稿した楽曲「Electro House 2012」が数週間で視聴回数50万回を超える。この事が、本格的に作曲を始める発端となった。
2012年10月、2020年現在「K-391」として動画を投稿しているYouTubeアカウントを作成。最初のアカウントを「King Step Music」に改名する。
2013年12月22日、イギリスのレコードレーベルであるNoCopyrightSoundsから「Dream Of Something Sweet ft. Cory Friesenhan」をリリース。2021年5月現在、YouTubeの動画は削除さ
れている。彼のNCS最後のリリースは2016年4月30日にリリースされた「Earth」であった。
2017年、K-391がアラン・ウォーカーとコラボしシングル「Ignite」をリリース。この曲はK-391が2015年に発表した「Godzilla 2015 Feat. Marvin Divine」を元に作られた。曲は合作であったが、フィーチャリング扱いで表記されている。元はインストゥルメンタルだったこの曲は、2017年4月7日にウォーカーのレコードレーベルであるMERとソニー・ミュージックからリリースされた。その後、ノルウェーのシンガーソングライターのジュリー・バーガンと韓国の歌手のスンリがフィーチャーしたバージョンが、2018年5月11日にリリースされた。インストゥルメンタルはMERとソニー・ミュージックからリリースされたにも関わらず、歌詞のある方はエレクトロニック・ダンス・ミュージックに特化したLiquid Stateからリリースされた。K-391は更にアラン・ウォーカーとのコラボを重ね、「Tired」や「All Falls Down」をリミックスしている。
2018年11月30日、MERとソニー・ミュージックエンターテインメントを通して、シングル「Different World」でアラン・ウォーカー、アメリカの歌手のソフィア・カーソン、中国の歌手であり音楽プロデューサーでもあるCORSAKと合作。この曲はK-391が2014年に作曲した「Sevje」を元に作られた。2018年12月14日、同シングルは曲名と同じアラン・ウォーカーの最初のアルバム「Different World」に、K-391がYouTube上で公開した「How To Make An Epic Rap Beat」から作られた「Flux」をリメイクした「Lily」と共に収録されて発売された。
K-391はその後、スカンディナヴィアの音楽プロデューサーであるマーティン・タンゲバーグ、Mangoo、アラン・ウォーカーとの合作で2000年にリリースされたMangooの「Eurodancer」のリメイクを制作、2019年8月30日に「Play」として発表された。
2020年3月、K-391はアラン・ウォーカー、Ahrixと共に、Ahrixが2013年に作った楽曲「Nova」をリメイクした「End Of Time」をリリース。
2020年10月、RØRYと共に新曲「Aurora」を作曲した。
楽曲制作[]
DAWはFL Studio、Studio Oneを使っている。ノルウェーに小さなスタジオを持っており、周りには美しい風景が広がっていて、それが集中力を高めてくれると言う。